人類の歴史

人類が地球を征服しているように感じている人

「イヌやネコにはいろいろな種類があるに、なぜ人間には種類がない?」

と疑問をもっているあなた!!

宇宙誕生から人類の世界征服までの流れを知るとその答えが見えてきますよ。

本記事の内容

  1. 宇宙誕生から人類の誕生の年表
  2. 種について
  3. ヒト属の仲間

この記事を書いている私は、建築家の家に生まれ、物心ついたころから、建設現場に出入りしてきました。

そこで、木を切る光景、土を掘る光景、街の風景がどんどん変わっていく光景などを見てきて、『なぜ人間だけが、他の動植物と異なり、自由に形や生活様式を変化させていけるのか?』と疑問に思ってきました。

そこで、人類の歴史を整理することで人間の行動の秘密がわかってくるのではないかと思い、今回は宇宙誕生から人類の世界征服までの歴史をまとめてみました。

宇宙誕生から人類の誕生の年表

135億年前:ビックバンが起き、物質、エネルギー、時間、空間が誕生

45億年前:地球という惑星が誕生

38億年前:生物(有機体)が誕生

600万年前:ヒトとチンパンジーの共通の祖先が誕生

250万年前:アフリカでホモ(ヒト)属が進化

200万年前:ヒトがアフリカ大陸からユーラシア大陸へ広がり、ヒトが色々な種に進化

50万年前:ヨーロッパと中東でネアンデルタール人が進化

20万年前:東アフリカでホモ・サピエンスが進化

7万年前:ホモ・サピエンスがアフリカ大陸から外へと広がる

4万年前:ホモ・サピエンスがオーストラリア大陸に住みつく

3万年前:ネアンデルタール人が絶滅

1万6千年前:ホモ・サピエンスがアメリカ大陸に住みつく

1万3千年前:ホモ・フローレシエンシスが絶滅(ホモ・サピエンスが唯一の人類となる)

1万2千年前:農業が始まり、植物の栽培と動物の家畜化、永続的な定住が始まる

およそ250万年前に現在の人類に似た生物が生まれていましたが、まだ多種多様な生き物をコントロールするような生物ではありませんでした。およそ7万年前のホモ・サピエンスがアフリカ大陸から外へ広がった頃から、その特徴が表れてきたのではないでしょうか。

この年表では、人類を基準に書いていますが、大型動物の滅亡を基準に見てみるとホモ・サピエンスの移動と大型動物の滅亡の時期が重なってくることもわかります。

人類が過剰殺戮を行った証拠はありませんが、何かしらの影響をあたえたことは間違いないと思います。

例:

オーストラリア大陸

アメリが大陸

種について

生物学者は、生き物を「発情して交尾し、繁殖力のある子孫を残す者たち」を同じ「種」に分類します。

共通の祖先から比較的最近、分かれた生き物は自ら交尾をしませんが、子孫(生殖能力のない)を残すことができます。

ウマ + ロバ = ラバ

ライオン + トラ = ライガー

「種」が集まり、「属」になり、「属」が集まり「科」になり、「科」が集まり「目」になります。

すべての生き物は、血統をさかのぼっていくと、おおもとの単一の祖先にたどり着くようです。

ヒト属:ホモ・サピエンス種、ネアンデルタール種、エレクト種…

ヒト科:ヒト属、ゴリラ属、チンパンジー属…

サル目:ヒト科、オナガザル科、キツネザル科…

イヌやネコには、いろいろな種類があります。しかし、ヒト属の私たちは、現在一種類しか存在していないというは、何かおかしいような気がします。

ヒト属の仲間

ヒト属(以下「人類」と呼ぶ)には、イヌやネコのように様々な種が存在していました。

人類は、250万年前に東アフリカでアウストラロピテクス(南のサル)属と呼ばれる猿人から、別属として進化したと言われています。その後、約200万年前に人類の一部が故郷を離れ、北アフリカ、ヨーロッパ、アジアへと広がっていきました。そして、その場所に適応できるように独自に進化してきました。

ヨーロッパとアジア西部の人類は、大柄で寒さに強く、ホモ・ネアンデルタール(ネアンデル谷の人の意味)と呼ばれ、3万年に絶滅しました。また、アジア東部の人類は、小柄で体毛が濃く、ホモ・エレクトス(直立した人の意味)と呼ばれ、200万年近く生き延びましたが、7万年前に絶滅しました。

その他にも、インドネシアのジャワ島の人類は、ホモ・ソロエンシス(ソロ川流域の人の意味)、シベリアの人類は、ホモ・デニソワ(デニソワ洞窟で発見された)、そして、東アフリカでは様々な進化が起き、ホモ・ルドルフェンシス(ルドルフ湖出身の人の意味)、ホモ・エルガステル(働く人の意味)等が生まれ、私たちの祖先であるホモ・サピエンス(賢い人の意味)も生まれました。

まとめ

ホモ・サピエンス以外の種がどのような理由で絶滅したかを正確に知ることはできませんが、ホモ・サピエンスが新しい土地に到着するたびに先住民たちは絶滅しています。

私たちが私たちを知るためには、まずこうした事実(歴史)を知り、特徴を知らなければならないと思います。

小さく、力が弱いホモ・サピエンスが他の生き物と大きく異なることは、大きな脳を持ち、言語を操れることだと思います。

今後は、この大きな特徴を活かし、ブログを書いていこうと思います。

参考資料

National Geographic → クリック

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